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イカの活き造り(2009)
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魚の美味しい街・福岡を支える鮮魚市場
福岡といえば、美味しい魚が食べられる街として全国的に有名。特に、サバやアジ、イワシなどの青魚を生で食べることができるほど、新鮮な魚が揃っています。四季折々に旬の魚が美味しい福岡を支えてくれているのが福岡市鮮魚市場。昭和30年(1955)に誕生したこの市場は、全国でも有数の市場。海に開かれた福岡という地の利を生かして、日本各地で獲れた魚の他に、中国、韓国など海外からもたくさんの魚が集まります。福岡市鮮魚市場は、魚が直接水揚げされ全国各地の市場へ出荷する産地機能と、市内をはじめ都市圏に魚を供給する消費地機能も併せ持つ西日本地域の拠点です。市場会館の1階には和食を中心に食事処や売店があり、自由に上れる13階の展望プラザからは博多湾が一望できます。
海の幸、山の幸、生きの良さが自慢です
福岡・博多は美味しい街といわれます。それは新鮮な食材がすぐそばにあるからです。まず、鮮魚市場は全国有数の取扱量を誇り、中国や韓国からも魚介類が集まっています。また福岡ブランドの農林水産物を積極的に展開しており、市民にもなじみのあるものばかり。イチゴは博多あまおう、米は博多米、ふくおか市民米、ほかにも博多青ネギ、博多のトマトなど野菜や果物は有名。また塩ワカメや恵比須カキなど水産物も注目を集めています。福岡市は大消費地に近接しているため、付加価値の高い農林水産物の供給を推進し、後継者の育成にも力を注いでいます。