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博多ライトアップウォーク・承天寺(2014)

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ずっと、ずっと、輝くまちに 「博多ライトアップウォーク 博多千年煌夜」

博多の長い歴史を語り継ぐ寺社が立ち並ぶ博多地区。その中の櫛田神社、承天寺、東長寺、妙楽寺、順心寺を幻想的にライトアップし、歴史的な景観により親しんでいただけるイベントです。博多の総鎮守として親しまれている櫛田神社や、博多祇園山笠発祥の寺であり、石庭が美しい承天寺、弘法大師が創建し、2011年には五重塔が完成した東長寺、博多豪商の墓が多く残る妙楽寺、四季折々の草木花と庭園が美しい順心寺。期間中は、日頃見ることができないエリアが特別公開されるとともに、博多の伝統工芸品を販売する夜市やコンサートなども開催されます。

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博多町家ふるさと館(撮影年不明)

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秋の幻想的な祭・博多灯明ウオッチング

毎年10月、夜の博多を幻想的に照らす博多灯明ウオッチング。神社や寺で行われている千灯明をヒントに平成6年(1994)にスタートした催しです。博多部に残る情緒ある町中の通りや寺社を、数万個の灯明で映し出して幻想的な光景を浮かび上がらせています。また灯明によって描かれる巨大な地上絵は上から見ると大迫力です。地元の住民や子どもたちを中心に創りあげられる手づくりの催しですが、今では博多の秋を代表する一大イベントとなりました。福岡の都市的な風景とはひと味もふた味も違う博多の古き良き伝統を思い出させる博多灯明ウオッチングです。ろうそくが燃え尽きるまでのわずか3時間ほどの催しなのでお見逃しなく。

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シロウオ(2009)

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春が来たことを告げる魚・シロウオ

福岡に春が近いことを告げる魚が白魚(シロウオ)。博多湾に注ぐ川・室見川の河口付近に、毎年2月から4月初めにかけて博多湾から産卵のためにのぼってきます。それを「梁(やな)」と呼ばれる柵で囲い込んで漁をするシロウオ漁が早春の風物詩となっています。体長は5センチほどの透明なハゼ科の小魚で目だけが黒い。味も淡泊で、有名な食べ方は「シロウオの踊り喰い」。白く大きな深みのある皿に数十匹のシロウオを泳がせ、それを網ですくって酢じょうゆで噛まずにすすりこむという食べ方です。口の中で踊っているような感覚になるので、その名が付けられたようです。生きたまま食べるなんて残酷だと思われるかもしれませんが、この食べ方も春の訪れを告げるもの。ほかにも、吸い物や卵とじ、かき揚げにしていただきます。

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